混迷を極める中東情勢や米金利の動きを受け、金(ゴールド)をはじめ貴金属相場が大きく動いています。
しかし、実際に取引しようとすると、ひとつの壁にぶつかります。


「すでに高すぎて買いづらい」
「高値づかみが怖くて手が出ない」


そう感じている方も多いのではないでしょうか。
相場が上がると思っていても、高いところで買うのはリスクがともないます。


そこで OP売坊先生が提案するのが、高騰する貴金属を「買わずに稼ぐ」オプション(OP)戦略です。



読めない2026年相場で費用対効果が読める運用術
売坊先生が提唱する米国株オプション活用法


分からない「投資」と分かる「運用」


世界中がトランプ劇場に翻弄されている2026年。
昨年4月から大きく上昇していた日経平均ですが、6月を過ぎたあたりから失速気味となっています。


この状況から思い起こされるのが「1970年代の日本」です。


高度経済成長の余波で、日経平均は特に1972年から73年にかけて大きく上昇していました。
しかし、オイルショックでバブルが弾けると、その後は長きにわたり軟調な展開となります(図表1上段)。


図表1)日経平均、日本の消費者物価指数と米ドル円(1965〜1976)

出所)TradingView/YouTube 3月11日配信『オプション倶楽部TV』資料より


もっとも、日経平均が大きく値を下げることもありませんでした。
それは「インフレ」に支えられていたからかもしれません。株価は名目値であり、物価上昇の影響が含まれるからです。


1973年に日経平均が天井を打ったあと、消費者物価指数がさらに大きく上昇しています。
当時の国民は前年比20%を超えるような狂乱物価に苦しめられたわけです(図表1中段)。


しかも、ニクソンショックで変動相場制となったドル円が、円高から円安に転じていました。
輸入物価が上がった影響も大きかったことでしょう(図表1下段)。


これが1970年代の日本で起きた景気後退下の高インフレ、つまり「スタグフレーション」の時代です。


もちろん、歴史は韻を踏むものであり、そのまま繰り返すことはないでしょう。高市政権・日本政府・日銀は、歴史から謙虚に学んでいるはずです。
狂乱物価を煽るような政策をとるはずがありません。多分……。


また、円安が進めば進むほど、外需企業の業績が良くなるでしょう。
外貨建てではたとえ売上が変わらなくても、円建てにすれば売上増となるからです。内需企業も企業物価の上昇を受けて値上げを重ねれば、売上は増えるかもしれません。


したがって、日経平均が上昇トレンドに戻る可能性は大いにあります。
円安・インフレ対策として株式投資は、現金を保有することに比べれば購買力(モノやサービスを買う力)が大きく損なわれることがないかもしれません。


しかし、それでも問題があります。


それは株式投資では「いつ・どれだけ儲かるか分からない」ことです。
例えば、トランプ大統領が再び株価に悪影響を及ぼすサプライズをやらかすかもしれません。また、AIバブルが、いつ弾けても、おかしくはありません。


そこで、こうした不確実性の時代に「発想の転換」を提案しているのがOP売坊先生です。
先生は、いつ・どれだけのリスクがあるか「分かる」うえに、いつ・どれだけ儲かるか「分かる」方法があるといいます。


つまり「費用対効果が読める」わけです。


そして、それを“安定的”に実践することを「運用」と呼んでいます。


では、その方法とは何か。
先生が通信講座『【オプション倶楽部】OP売坊戦略コース』(以下「本コース」)で紹介しているひとつが、米国株OP(オプション)の活用です。


オプションとは


OPには2つの種類があります。
CALL(コール)とPUT(プット)です。

    ●CALL=「所定の期日」までに「所定の価格」で「買える権利」
    ●PUT=「所定の期日」までに「所定の価格」で「売れる権利」

所定の価格を「権利行使価格」、CALLとPUTの権利料(オプション料)を「プレミアム」と呼んでいます。


各権利行使価格のCALLとPUTのプレミアムが「OP価格」として市場で取引され、日々変動しているわけです(図表2参照)。


図表2)TSLA(テスラ)のOP相場表

出所)moomoo証券


米国株OPのトレードが初めての方に向けて、先生が通信講座で紹介しているのが「PUT売り戦略」です。


米国株PUT売りとは、つまるところ次のような取引です。


◎期日までにPUTの買い方に権利を行使されなければ、PUTを売ったときに受け取ったプレミアムが収益になる


◎権利を行使されたら、その権利行使価格で現物株を買い取らなければならない


◎その取引を期日まで担保するため、売り方は「証拠金」を差し入れる


「OP売り」と聞くと“非常に危険な行為”という印象をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
OP売りは、よく“利益限定・損失無限”といわれます。


たしかに株価「指数」のOPである日経225PUTの売りは、極めて危険です。
それは対象となる日経平均が65000円の水準にあるとすれば、取引単位である1枚当たりで、その1000倍となる6500万円規模の取引をしていることになるからです。


日経平均が暴落すると、OP価格から逆算されるボラティリティ(変動性)は、OPの需要急増にともない、劇的に急騰します。
すると、証拠金はボラティリティが重要な変数となって算出されていますので、とてつもない額に膨れ上がることが多いのです。


例えば、権利行使価格“30000円”の日経225PUTを売っていたとします。
日経平均が暴落すると、そこまで下げなくても、その建玉を維持するため、膨大な証拠金を追加で求められることがあり得るわけです。


資金不足に陥り、追加の証拠金を入金できなければ、不当に高騰したプレミアムで強制決済される危険性があります(そのため先生は、日経225OPトレードの基本戦略では、安全性を重視したCALL売りしか紹介していません)。


しかし「現物」を対象とする米国株のPUT売りであれば、その仕組み上、いつ・どれだけのリスクがあるか分かるうえに、いつ・どれだけ儲かるかが分かります。


米国株OPは通常1枚当たり100株単位の取引です。
例えば、株価が10.00ドルであれば、1000ドル規模の取引をしているにすぎません。


その株価が下落し、例えば権利行使価格9.00ドルのPUTを売っていて、その権利が行使されたとしても、その現物株を買い取れるだけの資金(+手数料)を用意しておけばよいことになります。


この場合、最大リスクは1枚あたり900ドル(+手数料 - PUT売りで受け取ったプレミアム)にすぎません。
つまり、明確に「いつ・どれだけのリスクがあるか分かる」わけです。


また、期日までに権利を行使されなければ失効となりますので、PUTを売ったときに受け取ったプレミアムが、そのまま収益となります。
つまり、あらかじめ「いつ・どれだけ儲かるか分かる」のです。


では、一口に米国株といっても、どのような銘柄が対象となり得るでしょうか。
なにしろOPの対象となる米国株(ETF=上場投信やETN=上場投資証券などを含む)は、2026年8月5日現在で5930銘柄もあるのです。


本コース会員様向けレポートで先生が紹介していた戦略のひとつが「銀ETFの期近PUT売り」でした。


米国株のPUT売り戦略


図表3はNY市場で取引されている金先物の価格とそのHV(ヒストリカル・ボラティリティ=任意期間の価格データから計算される変動性)の推移です。


図表3)NY金先物とHV(25/07/14〜26/08/10)

出所)TradingView


「有事の金」といわれているわりには、さえない動きです。


ただ、この調整を株価軟調に対する損失補填の利食いによるものにすぎず、長期上昇トレンドに戻るための灰汁抜け局面と考えるのであればどうでしょうか。
「買い取り上等」で貴金属ETF(上場投信)の「PUTを売る戦略」が考えられるかもしれません。


個別株とは異なり、貴金属のETFには基本的に倒産がありません。
無尽蔵な鉱山がみつかるか、錬金術に成功でもしないかぎり、価格がゼロになることは、おそらくないでしょう。


ただ、問題があります。
軟化しているとはいえ、金の価格が依然として高すぎることです。


例えば、金ETFであるIAU(iシェアーズ・ゴールド・トラスト)の価格は8月7日現在、81.68ドルもします。
79.00ドルのIAU-PUTを1枚売っていたとして、それが行使されて100口買い取るには7900ドルの資金を用意しなければなりません。


そこで売坊先生がかねてより紹介しているのが、銀のETFであるSLV(iシェアーズ・シルバー・トラスト)です(図表4)


図表4)SLVとHV(25/07/14〜26/08/10)

出所)TradingView


SLVは同日現在、57.50ドルです。
金のほうが将来有望とはいえ、権利を行使されて現物ETFを買い取るリスクを考えれば、銀ETFに一考の価値があるかもしれません。


SLV-OPの建玉残高は8月4日現在で610万枚以上もあります。
活発に取引されていると分かります(図表5)。


図表5)ETF-OPの建玉残高(Total OI)ランキング(26/08/04)

出所)barcahrt.com


SLV-OPの権利行使価格は、現在値近辺であれば0.50ドル刻みで数多く設定されており、確率的に最適な価格を選べます。
しかも、その期日は基本的に毎週月・水・金曜日で数多く設定されており、政治経済イベントや異常時に対して融通が利きます(図表6)。


図表6)SLV-OPの相場表(26/08/10)

出所)moomoo証券


ここで戦術のひとつとして考えられるのが、期近物(直近期日)の現在値よりも低い権利行使価格のPUTを売り続けることです。行使されなければ、また次の物を売ります。
そうすれば年間150回程度のトレード機会があるわけです。


例えば、8月10日に8月12日限の権利行使価格54.00ドルのPUTを0.12ドルで6枚売れたとします。
2日後には72ドル - 手数料の収益があると分かります。


これが行使されることなく期日を過ぎれば、次の期近物を売り、それを続けていくわけです。
この“乗り換え”戦術を本コースでは「ローリング」と呼んでいます。


SLVのローリング戦術によって先生は証拠金ベースで年率200%ほどの収益を上げていたそうです。


なお、万が一、SLVが急落し、権利を行使されて買い取ることになったら、今度はそのCALLを売っていく戦略に移行できます。
これを「カバードCALL戦略」といいます。


本コースで解説しているのはローリングPUT売り戦略だけでありません。
低位株ターゲット買い戦術やホイール戦略など、米国株OPだけでも実にさまざまな戦略・戦術を具体的に紹介しています。
会員様にお気に入りのオプション(選択肢)をみつけてもらうためです。


また、日経225OP、日本株OP(かぶオプ)やFX-OPについての戦略・戦術も解説しています。
金融商品には“旬”があることが、その理由のひとつです。


しかも、OPトレードの対象幅を広げることで「運用ポートフォリオ」を構築できます。
そうすれば、よりリスク(ブレ)の低い運用を目指せるでしょう。


本コースが究極の目標としているのは「低リスクで安定的に利益を積み重ねること」です。
そのモノサシとしてシャープ・レシオについて解説しています。


不確実な時代を勝ち抜く技術を身につける


運用とは不確実性を最小化して、定期的なキャッシュインフロー(入金)を描くことだと売坊先生は考えています。


相場の方向性が当たるかどうかは関係ありません。
相場に左右されず、少なくとも毎月、できれば毎週資産が増えることを目標にしているそうです。


そして、それを可能にするのがOPの活用です。一緒に運用の達人を目指しませんか?


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・対象:日経225CALL 売り、米国株 PUT 売り、FX-PUT 売り、ロングショート


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また、後半はOP売坊先生ならではのユニークな視点で米国株 OP と FX-OP の魅力と注意点に触れながら「米国株 PUT 売り戦略」「FX-PUT 売り戦略」についても解説します。


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■オプション倶楽部TV


水曜日21時にYouTubeでプレミア配信!


日本株・米国株・為替・商品・債券市場などを大きく揺るがしかねない政治経済イベント、グレイ・リノ、異常値についてOPトレーダーの立場から分析していきます。皆様の投資戦略の一助となれば幸いです。


<配信内容(予定)>

第一週 政治経済イベント分析
主に相場の変動やグレイ・リノの発動に大きな刺激を与えそうなイベント(出来事)要因について確認しています。

第二週 グレイ・リノ分析
主に中長期的に潜むファンダメンタル(経済基礎的)要因について確認しています。グレイ・リノ(灰色のサイ)とは、起これば(怒れば)相場にかなりの影響を与え得るにも関わらず、普段は軽視されているリスクのことです。

第三週 異常値分析
主に市場参加者の需給面・心理面を含むテクニカル要因について確認しています。

第四週 ワンポイント解説
株式・FX市場で売買をする個人投資家/トレーダーに役立ちそうなOP関連知識について、売坊流の解釈を交えながら解説しています。


※ラジオNIKKEIで月曜日16時配信の『キラメキの発想』に売坊先生が出演した週は、水曜の配信をお休みします。
※祝日や暦などで配信週が変更される場合があります。


動画で使用した資料は、無料メルマガ『グレイ・リノ通信』でダウンロード先をご案内しています。


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